【糟屋郡注目】外壁だけじゃない!雨樋・破風板など「付帯部塗装」へのこだわりとは?

こんにちは!マルタカ塗建です。

外壁や屋根の塗装を検討する際、「見た目の印象」や「塗料の耐久性」に注目する方は多いと思います。しかし、もう一歩踏み込んだ“良い塗装”を実現するためには、雨樋や破風板などの『付帯部』への配慮が欠かせません。

実際、外壁や屋根のグレードを上げたのに、付帯部の塗装が通常グレードのままだったことで、数年後にアンバランスな劣化が目立ってしまった……という事例は珍しくありません。

この記事では、なぜ付帯部塗装にもこだわる必要があるのか、その理由と注意点をわかりやすく解説していきます。


1. 付帯部までこだわる塗装が“良い塗装”

住宅塗装というと、まず思い浮かぶのは外壁や屋根ですが、実はそれ以外にも塗装が必要な部分はたくさんあります。

雨樋(あまどい)、破風板(はふいた)、鼻隠し、軒天、水切りなどの「付帯部」は、外壁と屋根をつなぐ部分でありながら、外観の印象を整え、建物の機能性を支える重要な役割を果たしています。

しかし、これらの部分は面積も小さく、見積もりで軽視されがち。外壁・屋根に比べて塗料のグレードが低いものが使われたり、そもそも塗装が含まれていないケースも少なくありません。

本当に価値ある塗装を求めるなら、付帯部までこだわることが欠かせません。


2. 付帯部とは?どこを指すのか

そもそも「付帯部」とは、どの部分を指すのでしょうか?主に以下のような箇所が該当します。

  • 雨樋(あまどい):屋根から流れた雨水を集めて排水する設備
  • 破風板(はふいた):屋根の側面を覆い、風雨の侵入を防ぐ板材
  • 鼻隠し:雨樋の取り付け部分を隠し、美観を整える板
  • 軒天:屋根の裏側に見える天井部分
  • 水切り:外壁と基礎の境目に設置され、水の侵入を防ぐ金属部品
  • シャッターボックスや庇(ひさし)などの金属部材も含む場合あり

これらの付帯部は、外壁や屋根とセットで塗装されるべき重要なパーツです。


3. よくある見積もりの落とし穴

塗装の見積もりにおいて、非常によく見かけるのが「外壁・屋根には高耐久グレードの塗料を使っているのに、付帯部は通常グレードのまま」というケースです。

見積書にはっきり記載されていないことも多く、「付帯部塗装」としか書かれておらず、どんな塗料が使われるか分からないまま契約してしまうこともあります。

このようにグレードの差があるまま塗装を行うと、数年後に付帯部だけ色褪せたり、サビが出てしまうという事態になりかねません。

せっかく外壁と屋根は10年以上持つ塗料を選んでも、付帯部の劣化が目立てば、見た目のバランスが崩れ、再塗装のタイミングもバラバラになってしまうのです。


4. 付帯部は“屋根・シーリングの次に傷みやすい”

多くの人が見逃しがちですが、実は付帯部は屋根やシーリングの次に紫外線や雨水の影響を受けやすく、劣化が早い部位です。

特に雨樋や破風板は、風雨や直射日光にさらされる位置にあるため、塗膜の劣化が進みやすく、放置すると以下のようなトラブルにつながります。

  • 雨樋の変形や割れによる雨漏り
  • 破風板の腐食や剥がれ
  • 金属部材のサビによる機能低下や外観劣化

こうしたトラブルを防ぐには、塗装による定期的な保護が不可欠です。そして、そのためには耐久性のある塗料選びが重要になります。


5. 塗料グレードを統一すべき理由

もしあなたが外壁や屋根にシリコン、ラジカル制御、フッ素などの高グレード塗料を選ぶなら、付帯部も同じグレード以上にすることをおすすめします。

なぜなら、付帯部だけが先に劣化してしまうと…

  • 外観にムラが出て見た目が悪くなる
  • メンテナンス時期がズレて、追加コストがかかる
  • 「せっかくお金をかけたのに失敗した」と後悔する可能性がある

一方で、塗料のグレードを統一すれば…

  • 全体の耐久性・美観を揃えられる
  • 色褪せ・劣化のバランスが良く、長持ちする
  • メンテナンスのタイミングもまとめやすく、トータルコストを抑えられる

つまり、一時的なコスト削減よりも、全体の品質を高める方が長期的には経済的なのです。


6. おすすめの塗料グレード:シリコン以上が基準

付帯部塗装で最低限おすすめしたいのは、シリコン系塗料以上のグレードです。

ウレタン塗料は価格が安く施工しやすい反面、耐久年数が5〜7年と短く、外壁や屋根に高耐久塗料を使用する場合、明らかに寿命の差が出てしまいます

そのため、できればラジカル制御型やフッ素塗料など、10年以上の耐久性を持つ塗料を使うことで、塗り直しの手間とコストを最小限にできます。

もちろん、色や素材との相性も考慮する必要があるため、プロの業者と相談しながら決めることが大切です。


7. 細部にこだわる業者こそ信頼できる

外壁や屋根はもちろん重要ですが、雨樋・破風板などの付帯部塗装にどこまで丁寧に対応してくれるかで、業者の品質がわかると言っても過言ではありません。

見積書を見る際には、付帯部について以下の点を必ず確認しましょう。

  • 塗装箇所がすべて明記されているか
  • 使われる塗料のグレードが記載されているか
  • 外壁や屋根とグレード差がないかどうか

細部にまでこだわった施工こそが、美しく、長持ちする家を実現するカギになります。

外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ「付帯部まで高耐久塗料を使ってくれるか?」を、見積もり選びの基準にしてみてください。

あなたの大切な住まいを、10年、20年と守るための賢い選択になります。

糟屋郡(須恵町 宇美町 志免町 篠栗町 粕屋町 久山町 新宮町)大野城市・太宰府市・古賀市などで、外壁塗装・屋根塗装をお考え方はマルタカ塗建へご相談、お見積り(無料)など、お気軽にお問い合わせください(^^)/

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